今回は、私が愛してやまないアクアマリンについて語っていきたいと思います。
アクアマリンは、ベリル(緑柱石)と呼ばれる石の一種で、ベリルのなかでも透明で青い色調のものをアクアマリンと言います。
Çそれぞれ色の成分となる物質が違うことにより、同じベリルでも色が変化するとのこと。
アクアマリンの魅力といえば、何と言っても名前の通り、水のように澄んだブルーの色合い!
海に投げ入れると瞬時に溶け込んでしまうと言われるほどで、昔のヨーロッパの船乗り達は、この石を海の力の宿った御守りとして大切に持っていたそう。
市場価値で言えば、ブラジルのサンタマリアで取れた濃いマリンブルーのアクアマリンが最高とされてますが、私個人としては水滴が固まってできたような淡ーい水色のものが一番素敵だと感じます。
また、アクアマリンは白熱灯などのライトの光を強く反射する性質をもっています。
ヨーロッパの貴族はよく夜会で身につけて蝋燭の光を反射するアクアマリンの美しさを愛出ていたとこことで、「夜の女王」とも呼ばれていたとか。
こんな清楚で爽やかな見た目なのに、「夜の女王」という異名があるなんて、ギャップ萌えしてしまいます。
指元で白熱灯の光をキラリと反射して主張する姿は、夜遅くまで会社で仕事をしている現代の女性を癒すにうってつけかもしれません。
ここからは私個人のお話となりますが、私が初めてアクアマリンを知ったのは、自分の誕生石がアクアマリンだと教えてもらった時でした。
初めて見た時から、まるで水のような美しさに虜になってしまって、大人になったら絶対アクアマリンのジュエリーを買うんだ!と心に決めていました。
そして25歳の頃、四半世紀生きた記念としてアクアマリンのネックレスを購入。
まだ学生でお金のなかった当時としてはだいぶ奮発した買い物で、毎日お守りのように身につけていました。
今見てみるとそんなに質が高くないアクアマリンですが、身につけると当時の思い出が蘇る大事な宝物です。
こうしたバックグラウンドがあるせいか、仕入れに行くと必ずアクアマリンを見てしまうし、頻繁に仕入れてしまうし、自分でも身につけています。
ただ、私の周りにはアクアマリンは好きなんだけども、肌色に合わない、ファッションに合わないと身につけない人もちらほら。
確かに、爽やかな色合いなので、プラチナやシルバーゴールドで清楚に仕上げられているジュエリーが多い。そうした色合いだと肌の白い人にしか似合わないし、綺麗目のファッションじゃないと浮いてしまうことも。
清楚なテイストも素敵ですが、CURA JEWELRYでは、今までアクアマリンを身につけることを考えてこなかった人たちにも手に取ってもらえるアクアマリンのジュエリーを提供できたらと思います。